アイドル人生に“ゲームセット”を告げた川上千尋さんに思うこと
2025年6月12日、NMB48の川上千尋さんが卒業を発表しました。
「アイドル人生をゲームセットします」──この言葉を聞いたとき、私は思わず画面の前で固まってしまいました。
13年という長い時間をNMB48として走り続けてきた彼女が、自分の意志で一区切りをつける姿勢に、潔さと覚悟を感じました。
“最後の4期生”としての存在感
川上さんは2012年に14歳でNMB48に加入。そこから現在まで、常にグループの中心で活躍してきました。
スポーツ経験者らしいキレのあるダンス、明るく気さくなキャラクター、そしてファンや仲間への誠実な対応。そのすべてが「ちっひーらしさ」でした。
いつしかグループ最古参となり、Team Nのキャプテンも務めていた彼女。4期生としての誇りと責任を背負い続けた姿は、ファンでなくとも胸を打つものがありました。
「夢はみなさんと共に叶えられた」
今回の卒業発表では、「NMB48のちっひーとしての夢は叶えられた」と語っていたのが印象的でした。
アイドルという道は、必ずしも“ゴール”が用意されているわけではありません。常に比較され、消耗され、見えないプレッシャーと戦いながら活動する――その中で、「夢を叶えられた」と言えるのは、本当にすごいことだと思います。
だからこそ、「ゲームセットします」という言葉には、ただの終わりではなく、一つの物語を完結させた満足感がにじんでいた気がします。
卒業後も続いていく“川上千尋”という物語
卒業後は女優業を中心に活動していくとのこと。
すでに舞台経験もあり、表現者としての素地は十分。これからのちっひーには、また新たなステージで活躍する姿を見せてほしいと思います。
今まで「アイドルちっひー」に元気をもらってきた人たちが、今度は「表現者ちっひー」に力をもらう番なのかもしれません。
最後に
年末までの数か月、川上千尋さんのアイドル人生の“ラストシーズン”が始まります。
その一瞬一瞬を大切に見守りながら、最後の「ありがとう」を伝える準備をしたいと思います。
そして、これからの未来もずっと応援しています。
ちっひー、本当におつかれさまでした。そして、ありがとう。
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※本記事は2025年6月12日時点で報道された公開情報をもとに、筆者個人の感想として執筆しています。
関係者や所属団体とは無関係です。