AKB48にとって象徴的なニュースが飛び込んできました。
秋元康が、指原莉乃にAKB48楽曲の作詞を依頼した。
グループ誕生から20年という節目のタイミングで、比較的初期からAKBを見てきたファンとしても、この一報はかなり感慨深いものがあります。
■ なぜ「指原莉乃」なのか
秋元康にとって、指原莉乃は“AKBグループの空気を最も理解している人物”の1人。
・AKB→HKTと移籍し、グループの光と影を両方見てきた
・メンバー心理やファン心理を精密に掴んでいる
・HKT48劇場支配人としての実務経験
・卒業後もアイドル界全体に影響力を持つ
ただのタレントではなく、「AKBを作る側」も経験している稀有な存在なんですよね。
だからこそ秋元康が彼女に作詞を任せるというのは、“AKBのバトンを、次の世代のクリエイターへ手渡した”そんな象徴として受け取るファンも多いはずです。
■ 「アイドルがアイドルの歌詞を書く」時代へ
AKB48は、これまで基本的に秋元康による作詞が中心でした。
けれど近年は、
・NMB48には山本彩
・坂道グループにはメンバー作曲や作詞の実績
・=LOVE、≠MEは指原プロデュースで楽曲にも関与。
アイドル自身が作品作りに参加する動きが広がってきています。
そんな中で、AKB48が“指原莉乃の詞”を歌う可能性が生まれたというのは、歴史的にも新しいステージ入りを感じさせます。
■ ファンとして思うこと
正直なところ、このニュースを見た瞬間に思ったのは、「ああ……AKBの歴史が“次の章”に進んだんだな」ということでした。
指原自身、AKBの全盛期も危機も、そして奇跡も全部知っている人。
彼女が書く詞は、
“アイドルのリアル”
“ファンとの距離感”
“過ぎた青春と、続く青春”
みたいな、AKBらしいエモさ全開になる未来が簡単に想像できます。
20周年というタイミングでこの依頼があったことにも、強い意味を感じます。
AKB48は、まだ終わらない。そして“新しい作り手”が未来を担っていく。
そんな期待を抱かせてくれる出来事でした。
■ 最後に
今後、指原がどのような楽曲を仕上げるのか、そしてそれをどのメンバーが歌うのか——
ファンとしては想像するだけでワクワクします。
AKB48の20周年は、懐古だけではなく、